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【イベントレポート】RSIS College(イズカレ!)#2を開催いたしました
2021-01-21
株式会社リクルートスタッフィング情報サービス(本社:東京都江東区)は、2021年1月21日(木)に、エンジニアの為の学びの機会として「RSIS College(略称:イズカレ!)」を開催いたしました。

大好評に終わった第1回のイズカレ!に引き続き、第2回目では、NPO法人LPI-Japan(以下LPI-Japan)理事長の鈴木敦夫様に講演いただきました。
LPI-Japanは、Linuxをはじめとするオープンテクノロジーの世界で活躍する技術者と、その技術者に活躍の場を提供している企業の成長に対して、技術レベルの認定活動を通じた貢献を行っているNPO法人です。 イメージ (写真:鈴木 敦夫様)

▼以下プロフィール
大学にて情報数理工学専攻
PDP-11上で動作するUNIXに触れ、プログラムとはどうあるべきかを研究
1980年日本電気ソフトウェア株式会社入社
日本電信電話公社(現NTT)の超大型分散データベースの性能評価ツール開発、性能シミュレーターを開発、NECにてLISP専用機の開発、UNIXコア開発、UNIXワークステーション事業総括、Linux事業推進責任者として推進部門を立ち上げ事業化
NECソフト株式会社 執行役員、初代プロフェッショナルフェローを経て、現在はNECソリューションイノベータ株式会社 顧問としてOSS技術者のメンター及び経営TOPのアドバイザを務める

対外活動としては、(財)国際情報化協力センター(CICC)研究員、OSDL(現The Linux Foundation)にてSI-Forumを立ち上げ、活動成果をIPAに寄贈、IPA OSS推進センター研究員、沖縄オープンラボラトリ理事などオープンソースの普及と技術者の育成に尽力

LPI-Japanの活動には2001年より参画、理事として主に試験開発を担当
2019年7月より理事長(現職)


講演では、「LPI-Japan様が語る、LinuCレベル1の重要性」をテーマにお話いただきました。コロナ禍における社会の変容、DXの加速とともに、“オープンテクノロジー”が益々重要となっていくこと、またその中でもLinuxはすべての基礎となり、Linuxを通して学んでいくことで、コンピュータのアーキテクチャが身に着くことをご説明いただきました。

技術的な側面だけでなく、どのようなIT技術者がこれからの社会に必要とされるかについても触れ、能動的に行動できるIT技術者に大きな価値が付帯すること、そして根本の構造・仕組みが分かる技術者であることが重要なことなどの説明をいただきました。
そのためにも、LinuCに代表される認定試験を活用し、自身の成果を形にして、見える化していくことが重要となる為、うまく資格試験を活用しながら成長していって欲しいというメッセージもいただきました。

最後には、具体的な学習方法や無料でも活用可能な学習教材についてもご紹介いただき、参加者はLinuC取得への道のりを具体的にイメージすることができたことと思います。 イメージ (写真は鈴木様の講演の後、質問コーナーにてディスカッションの様子)

講演の後は、参加者から事前に募集した質問をもとに、当社情報システムグループのマネージャーである橋本 聡さん(写真右)が代表して、鈴木様に質問をさせていただきました。
具体的な資格取得の学習法から、資格の実務への活かし方などについてのお話があり、参加者も身近なこととして資格取得を認識できました。

本イベントのまとめとして、前回同様にイベント全体の振り返りを、グラフィックレコーディングという手法(会議やセミナーなどの内容を、イラストやキーワードで「見える化」して理解を深める手法)で、グラフィックレコーダーの松田 海さんに総括いただきました。 イメージ (写真は実際にイベント中に描いていただいたグラフィックレコーディング) イメージ (写真は参加者との記念撮影の様子)

リクルートスタッフィング情報サービスは、今後も定期的にイズカレ!を開催し、エンジニアの成長機会を創り続けていきます。
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